YouTube文字起こし完全ガイド|動画をiPhoneでテキスト化する3ステップ
YouTubeの講義動画やセミナーアーカイブ。「後で見返そう」と保存したまま、再生時間が惜しくて開かない——そんな経験はありませんか。YouTubeの自動字幕は読むための機能で、書き出しも要約もできません。動画をテキスト化してしまえば、検索・コピー・要約が一瞬でできるようになります。
方針はシンプルです。YouTubeの中でテキスト化するのではなく、動画ファイルを取り出してiPhoneで文字起こしする——動画ファイルの文字起こし全般と同じ考え方です(動画の文字起こしハブ、英語版の手順はTranscribe YouTube Videos)。
YouTube動画を文字起こしする3ステップ
- 動画を「ファイル」に保存:YouTubeアプリやSafariの共有・保存メニューから動画を「ファイル」に保存します。保存できない動画は画面収録で代用します(下記)。
- 共有シートから取り込む:「ファイル」で動画を長押し→「共有」→「Transcribe with Audio Notes AI」を選択します。アプリが音声部分を抽出します。
- 文字起こし・要約・翻訳を受け取る:Whisperエンジンが文字起こしし、AIが要約と要点を自動生成します。動画の言語がアプリの優先言語と異なる場合は、自動で翻訳と要約が作られます。
上限の目安:1件あたり上限90分。無料プランは60分の生涯利用枠、Proは月10,000分まで対応します。対応ファイルはmp4・movの動画、mp3・m4a・wavの音声です。
保存できない動画は画面収録で
権利制限などで保存メニューがない動画は、画面収録で取り込みます。コントロールセンターからマイクオフで画面収録を開始し、音を出して動画を再生、終わったら停止するだけです。クリップは写真に保存されるので、「ファイル」に移して取り込んでください。短いクリップの取り込み方は英語版の手順(TikTok transcription guide)と同じです。
正直な前提として、サードパーティ製アプリがYouTubeの音声を直接ダウンロードすることはApp Storeのポリシー上できず、Audio Notes AIにもダウンローダーはありません。保存か画面収録か——ファイルを用意するのは使う側の作業です。
方法の比較
| 方法 | 得られるもの | 限界 | 向いている場合 |
|---|---|---|---|
| YouTubeの自動字幕 | 無料の字幕(約70言語) | 書き出し・要約・翻訳なし、対象外の動画あり | ブラウザで読みながら見る |
| ファイルを取り込んで変換 | 全文テキスト+AI要約・翻訳 | ファイルの用意が必要、90分上限 | 勉強・仕事に残したい場合 |
| 手作業でメモ | 自分の要約 | 時間がかかり聞き漏らしが出る | 要点だけ知りたい短い動画 |
勉強・仕事への応用
文字起こしができたら、用途に合わせて仕上げます。講義動画の整理は講義の文字起こしガイド、会議アーカイブの議事録化は議事録の自動作成ガイドをご覧ください。料金ゼロで始める手順は文字起こし無料ガイド、録音全般の使い分けはボイスメモ文字起こし完全ガイドにまとめています。
よくある質問
YouTubeの動画をiPhoneだけで文字起こしできますか?
できます。YouTubeアプリやSafariから動画を「ファイル」に保存(または画面収録)し、共有シートから「Transcribe with Audio Notes AI」を選ぶだけです。アプリ内にYouTubeダウンローダーはありません。
YouTubeの自動字幕とWhisper文字起こしの違いは?
自動字幕はブラウザで読むための機能で、書き出し・要約・翻訳ができません。Whisper方式なら検索・コピー可能なテキストに加え、AI要約と翻訳、PDF書き出しが手元に残ります。きれいな英語の単独話者なら精度帯は近いので、差は「テキストで何ができるか」です。
ダウンロードできない動画はどうすればいいですか?
画面収録で対応できます。コントロールセンターからマイクオフで画面収録を開始し、動画を再生して終了すれば、クリップが写真に保存されます。それを「ファイル」に移して取り込むだけです。
2時間の動画はどうやって文字起こししますか?
1件あたり上限90分のため、自然な区切りで2つに分けて取り込んでください。それぞれが検索可能なノートになり、要約も個別に生成されます。
他人の動画を文字起こししても大丈夫ですか?
自分の動画や権利者の許可がある動画に限りましょう。勉強や仕事で使う場合も、書き起こしたテキストの扱いは動画の利用条件に従ってください。