講義の録音を文字起こしして勉強ノートを作る方法
板書を写しながら先生の説明を聞き、ノートを取る——大学の講義では当たり前の光景ですが、実は最も効率の悪い勉強法のひとつです。書き写しに集中している間、内容の理解が疎かになるからです。
講義を録音してAIで文字起こしすれば、板書から解放され、復習に集中できるようになります。この記事ではその具体的な手順を紹介します。
ステップ1:講義の録音を最適化する
- 設置場所:iPhoneを教壇に近い机の上に置く。講師がマイクを使う場合はその近くがベスト。
- 圧縮:90分の講義の生音声は数百MBになることも。端末で圧縮して保存するアプリを選びましょう。
- バッテリー:60〜90分の講義を録音する前に、充電を30%以上に。
録音機能の使い方はAppleの公式ガイドも参考にしてください。
ステップ2:Whisperで文字起こし
講義が終わったら、録音を文字起こしします。手打ちの文字起こしサービスは高額ですが、AI文字起こしなら1時間の講義が数十秒〜数分でテキストになります。
- Audio Notes AIを開き、録音した講義を読み込み(または「共有」から直接)。
- Whisperエンジンが自動で文字起こし。
- 話者識別で、教授の発言と学生の質問が分かれて表示されます。
ステップ3:復習用ノートに変換する
生の文字起こしは長いだけの文章です。復習に使うには整理が必要ですが、AIが自動でやってくれます:
- タイトル:講義のテーマを自動で見出し化。
- 要点リスト:重要な概念・論点を時系列で箇条書きに。
- TODO:宿題・課題・試験日などの「やること」を自動抽出。
ステップ4:AIに質問して復習する
ノートを何度も読み返す代わりに、AIに質問する方法も効果的です。
- 「今日の講義の3つの主要な原因は?」
- 「後半で教授が紹介した公式を説明して」
- 「課題の締切と内容をまとめて」
回答は必ずその講義の文字起こしに基づくため、AIが誤った内容を生成する(ハルシネーション)リスクを抑えられます。
よくある質問
講義の録音は法律上問題ありませんか?
大学のポリシーや法律によります。録音が許可されていない講義や、教授の許可が必要な場合があるため、必ず事前に確認しましょう。録音データを共有する場合は一層注意が必要です。
90分の講義の録音はどのくらい容量を使いますか?
圧縮すれば約10〜15MB(AAC形式)です。Audio Notes AIは端末上で圧縮してからアップロードするため、長い講義でも容量と通信量を抑えられます。
理系の専門用語も正確に文字起こしされますか?
Whisperエンジンは生物学や計算機科学などの専門用語を含む講義でも約98%の精度で文字起こしできることが実測で確認されています。